【白青黒マガルセカイ】

DM25-RP3で登場した、《ARC REALITY COMPLEX》専用デッキ

ARC REALITY COMPLEX OR 光/水/闇文明 (3)
NEOクリーチャー:パンドラボックス/スチーム・ナイト 25000
NEO進化:光、水、または闇のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
プレイヤーが手札を1枚捨てた時、または自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚を表向きにし、このクリーチャーの下に置いてもよい。
このクリーチャーの下のカードが6枚以下なら、このクリーチャーはバトルを行えず、離れない。
このクリーチャーが攻撃する時、カードが7枚以上これの下にあれば、下にあるカードをすべて手札に戻してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーに「ワールド・ブレイカー」を与える。その後、コスト9以下のカードを1枚、自分の手札からコストを支払わずに実行してもよい。
時空工兵タイムチェンジャー R(UC) 水文明 (3)
クリーチャー:グレートメカオー 2000
このクリーチャーが出た時、自分の進化クリーチャーを1体選んでもよい。そうしたら、自分の山札を見て、その中からクリーチャーを2体表向きにし、選んだ進化クリーチャーの下に置く。その後、山札をシャッフルする。

主要カード

《ARC REALITY COMPLEX》コンセプト。3ターン目には必ず出したい
《時空工兵タイムチェンジャー》進化元を直接リクルート。重ね着戦略の要
《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》《タイムチェンジャー》の最優先カード。
全プレイヤーへのハンデスで爆発的にカウントを稼ぐ

候補カード

クリーチャー

《怨念怪人ギャスカ》《マガルセカイ》を一気に育てるスーパーサブ
《転々のサトリ ラシャ》コスト踏み倒しS・トリガー経由で1ターンを凌ぐ札として。ポン置きして生き残れば《一音の妖精》進化元にもなる
《一なる部隊 イワシン》山札圧縮、《マガルセカイ》の育成を促進するスーパーサブ
《~創造、破壊、そして絶望~》初動で出す置き手札交換ジャストダイバー
《飛ベル津バサ「曲通風」》山札確認メタ。ジャストダイバー
《ヴェネラック-F5》除去されてもフリーズで足止めするコスト踏み倒しメタシールド送りと《マガルセカイ》のワールド・ブレイカーの相性が良い
《ソウルサンライト コハク》次の自分のターンまで離れない耐性持ち。超魂XNEOクリーチャーコスト軽減
《有象夢造》型ではフィニッシャーの進化元として使う
《試算の妖精》手札補充以外のあらゆる山札利用を禁止するメタD・D・D付き
《終止の時計 ザ・ミュート》基本は手札交換だがプラス効果で敵全体に攻撃ロックする防御札
《裏斬隠 テンサイ・ハート》手札交換プリン効果手札誘発の防御札
《貴布人 テブルカッケ=エディ》墓地召喚できる超魂Xを持つ、墓地利用に優れた進化元
《~禁じられた蒸熱~》D・D・Dキャントリップ付きの山札確認メタ
《冥土人形ヴァミリア・バレル》除去ハンデス、軽いドローロック。いざという時にはビートダウン要員にも
《白騎士の精霊HEAVEN・キッド》G・ストライク付き汎用除去。S・トリガー獣をある程度使うデッキなので、それらの再装填にも
《~不死の黄昏司祭~》バウンスハンデスをしつつ、フリーズで更に足止めする
《アーテル・ゴルギーニ》パワー低下-4000、墓地肥やしリアニメイトから2回選ぶモードコントロール軸に
《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》手札進化GVで大量の進化元を抱え込む。普通に5マナ払って押し込み用に使う場合も少なくない
《一音の妖精》単体では弱めの呪文ロックだが、進化すれば大量展開メタにもなる
《有象夢造》から出すフィニッシャー
《~世紀末の善悪~》大量ディスカードハンデス呪文横取りでリソース差をつけながらカウントも一気に稼ぐ
《~邪眼帝~》墓地肥やしリアニメイトターンの終わりに味方のcip再利用
《~邪眼帝 PARTⅡ~》進化元が離れるたびに破壊シールド追加。防御を固める置きドロー
《飛翔龍 5000VT》ウィニー全体除去ロック
《逆転の影ガレック》S・トリガー墓地利用除去系スーパーサブ
《忍蛇の聖沌 c0br4》コスト5以下をリアニメイトするS・トリガー獣
《斬隠蒼頭龍バイケン》旧型マッドネスで敵クリーチャーをバウンス
相手ターン中にディスカードするギミックはそこそこあるので防御にも有用。《ペテンシー》の自己コスト踏み倒し条件稼ぎにも
《Vチャロン》《試算の妖精》《カレイコの黒像》とコンボで全シールド焼却するフィニッシャー
《サファイア・ウィズダム》手札枚数以下のクリーチャー召喚呪文ロックするフィニッシャー。《マガルセカイ》で手札を確保
進化元エンジェル・コマンドを要求するため専用構築向け
《CRYMAX ジャオウガ》シールド焼却と強烈なアタックトリガーで一気に相手の盤面を奪うフィニッシャー
《光牙忍ハヤブサマル》手札誘発防御札手札交換や墓地リソース化のおかげで安定して回収しやすい

呪文

《ロスト・ウォーターゲイト》軽量級山札操作。《マガルセカイ》筆頭に多色を確定サーチ
《爆熱 メルニア・エマージェンシー》ハンデス手札交換で一気にカウントを進める
《魔王と天使のカナシミ》初動手札補充を兼ねるコスト2の1ランダムハンデス
《オリオティス・ジャッジ》軽量級全体除去コスト踏み倒しメタS・トリガーだが手打ちも積極的に狙える
《有象夢造》横並び用。S・トリガーも持つ。《一音の妖精》型ではフィニッシャーにも
《有象夢造》ドロー数の多さとコスト4なので《邪脳》から使える点が、
《未ダ識ラヌ》単色である点とコスト3まで、即ち《マガルセカイ》自身を出せる点が強み
《未ダ識ラヌ事象コソ我ノ楽シミゾ》
《真気楼と誠偽感の決断》大量展開を咎める。手札交換S・トリガー踏み倒しシールド送りから2回選ぶモード
手札交換でカウントを進める、フィニッシャー級S・トリガーへの中継、露払い等々非常に汎用性の高い一枚
《ARTIFICIAL REALITY CHARGER》全体除去&呪文ロックで確実に仕留めるフィニッシャー呪文。マナ加速はおまけ
《ブレイン・スラッシュ》墓地をリソース化しながらフィニッシャーを呼び出し。S・トリガー
《九番目の旧王》一部の型にまとまった数入るS・トリガーパワー低下G-NEO進化に刺さる
《デーモン・スパーク》オールタップか1体確定除去モードで選ぶ。自軍のクリーチャーやタマシードでが揃っていればモードを両方選べる
《ドレミ団の光魂Go!》足止め、呪文射出をモードで選べる。S・トリガーで捲れた際に余裕があれば《ペテンシー》にアクセスして爆アドを狙いたい
《テック団の波壊Go!》少なからずの場合で1ターンを凌げる全体除去S・トリガーG-NEO進化対策にも
《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》山札回復。ささやかながら足止めにも
《生ける屍》全体除去と同時に超次元ゾーンを経由しての一斉リアニメイト
大量ディスカードと相性の良いフィニッシャー候補。手札以外メタ《一音の妖精》とコンボ

ツインパクト

タマシード

《邪脳の魔法陣》G・ストライク付きマナ基盤、コスト4以下の非クリーチャー踏み倒し
《マガルセカイ》から《有象夢造》を撃つ際これを挟むと追加でリソースが伸びる
《カレイコの黒像》山札メタ。非クリーチャーなので比較的場持ちがよく、《Vチャロン》の補助にも
《マガルセカイ》の下にカードを入れる行為は阻害されない。詳しくは該当ページを参照

その他

このデッキの回し方

序盤は手札交換、または相手に合わせたメタカードを使用。3ターン目に《ARC REALITY COMPLEX》の確実な展開を狙う。
《ARC REALITY COMPLEX》を出せたら、ハンデス手札交換を繰り返して敵を足止めしつつ《ARC REALITY COMPLEX》進化元を7枚まで溜める。
進化元7枚を達成できたら、そのまま《ARC REALITY COMPLEX》の能力で各々のフィニッシャー踏み倒しながら1ショットキルを仕掛ける。

理想の動きとしては、3ターン目に《ARC REALITY COMPLEX》を出し、4ターン目に《時空工兵タイムチェンジャー》を出してそのcip《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》を2枚仕込む。この状態で攻撃すると《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》超魂X効果で《ARC REALITY COMPLEX》の下のカードが7枚となり、能力が起動する。

フィニッシュ手段は、構築ごとに異なる。

長所

【青黒COMPLEXコントロール】および【白青黒邪眼帝】の後継に当たるデッキタイプであり、それらの強みである「グッドスタッフクリーチャーコントロールデッキなので構築の自由度が高い」点を受け継いでいる。
それに加えて《ARC REALITY COMPLEX》の能力により採用可能フィニッシャーの自由度が向上している。
また、従来のそれらと比較すると、ハンデス札だけでなく初動ドローソースも増加しており、事故率が軽減されている。

短所

【青黒COMPLEXコントロール】の弱点である「コンセプトに当たる《ARC REALITY COMPLEX》が引けなかった場合が苦しい」という点をそのまま引き継いでしまっている。

《ARC REALITY COMPLEX》は「バトルを行えず、離れない」制約があるため、【青緑ジャイアント】などのマッハファイター主体デッキには安全な起点として利用される危険性がある。

デッキの殆どがコスト5以下のカードで構成されているため、《∞龍 ゲンムエンペラー》に対するアプローチが一切できない。

カード指定除去超魂Xを引き抜かれるのも厄介。

環境において

DM25-RP3発売日から複数件のCS入賞が確認された。
デッキタイプは大まかに2タイプに分けられており、1つは《時空工兵タイムチェンジャー》《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》を2枚仕込んで一気にカウントを進め、《有象夢造》からジャストダイバーを持った《一音の妖精》を出す型、もう1つは【白青黒邪眼帝】の基盤を踏襲した型で、メタカードハンデスコントロールして最後は《CRYMAX ジャオウガ》でのフィニッシュを行う型となっている。

次第に10月に入ると《ARC REALITY COMPLEX》での呼び出し前提のスーパーサブとして《頂上混成 BAKUONSOOO8th》が採用されるように。
また、基盤を踏襲しつつ《DARK MEMORY CONTAINER》《闇王ゼーロ》を軸とした型の【白青黒ゼーロ】も同時期に確認された。

DM25-EX2《水神 ミヅハノメノカミ》《ネオ・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》を獲得。
特に《ネオ・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》は一種の《CRYMAX ジャオウガ》の変形となる。

2025年11月初頭には、《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》《カレイコの黒像》といった非クリーチャーを含めたメタカードで防備してから各1枚採用の《魔の革命 デス・ザ・ロスト》《CRYMAX ジャオウガ》で詰める型が結果を出した(オリジナル、66人参加、ベスト4入賞)。

参考