墓地利用 - デュエル・マスターズ Wiki ミラー

墓地利用

読んで字の如く、墓地にあるカードを利用すること。

転じて、墓地にあるカードを利用する戦術の総称として用いられることがある。
この戦術を主軸にするデッキは「墓地」を「源（ソース - source）」として扱うということから「墓地ソース」と呼ばれることもある。（→【墓地ソース】）

墓地利用のパターン

• 一概に墓地利用といっても様々なパターンに分けられる。

• 文明ごとに行える墓地利用には差異が生じるものの、どの文明でも何かしらの墓地利用は可能である。
  • 《クローン・バイス》や《爆走戦鬼レッド・ライダーズ》など、墓地のカードを参照するサイクルも存在している。

墓地→バトルゾーンへの移動

• リアニメイト
  • 《インフェルノ・ゲート》
  • 《インフェルノ・サイン》
  • 《魔光蟲ヴィルジニア卿》

• S級侵略［不死］

• 墓地召喚
  • 《死皇帝ハデス》
  • 《終断δ ドルハカバ》
  • 《堕魔 ヴォーミラ》

• クリーチャー以外のカードをバトルゾーンに出す
  • 《神武の精霊オルテギア》（クロスギア）
  • 《D2M2 ドグライーター》（D2フィールド）
  • 《卍魔刃 キ・ルジャック》（オーラ）
  • 《テラ・スザーク ＜ロマノフ.Star＞》（タマシード）

など

墓地→手札への移動（墓地回収・サルベージ）

• 《凶星王ダーク・ヒドラ》
• 《超次元ドラヴィタ・ホール》
• 《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》

など

墓地から呪文を唱える

• 《邪眼皇ロマノフI世》
• 《暗黒皇グレイテスト・シーザー》
• 《龍素記号Sr スペルサイクリカ》
• リサイクル
• ムゲンクライム

など

墓地にある特定のカードの有無、または枚数を参照する

• 全カードの枚数
  • 《怨念集結》
  • 《神豚槍 ブリティッシュROCK》
  • 《墓地の儀》

• クリーチャーの枚数
  • 《盗掘人形モールス》
  • 《百万超邪 クロスファイア》
  • 《暴走龍 5000GT》

• 呪文の枚数
  • 《魔光帝フェルナンドVII世》
  • 《怒りの赤髭 ゴセントラス／目覚めし鋼牙のブレイン》（クリーチャー面）

• オーラの枚数
  • 罪・無月の大罪
    • 《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》
    • 《罪・羅・卍・罰》

• 特定の文明・種族のカードの枚数
  • 文明
    • 《光器エレーナ》（光文明）
    • 《後戦の悪魔龍 ライボッド》（闇文明）
    • 《ボルシャック・ドラゴン》（火文明）
  • 種族
    • 《聖霊龍騎セイント・ボルシャック》（アーマード・ドラゴン、エンジェル・コマンド）
    • 《神帝スヴァ》（ゴッド）
    • 《ボルシャック・NEX》（ファイアー・バード）
  • 文明＆種族
    • 《ボルシャック・コロドラゴン》（火のドラゴン）

• カード名・名称カテゴリ
  • 《クローン・バイス》などのサイクル（同名カードの枚数）
  • 《爆走戦鬼レッド・ライダーズ》などのサイクル（同名カードの有無）
  • 《蓄積された魔力》（「蓄積された魔力」の枚数）

など

墓地にあるカードをコストとして消費する

• 返霊
  • 地獄返霊
  • 殲滅返霊
• 墓地進化
• 無月の門
• 《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》（自分の進化フェニックスの進化元）
• 《龍素記号Mj リンシャンカイホ》（召喚コストを軽減）
• 《ジョルジュ・バタイユ》（離れる際の置換効果）

など

墓地に置かれるだけで効果を発揮する

• 《疾封怒闘 キューブリック》
• 《一なる部隊 イワシン》
• 《爆撃男》

など

その他の墓地の利用

• 墓地→マナゾーンへの移動
  • 《恵みの化身》
  • 《再誕の社》
  • 《再誕の聖地》

• 墓地→シールドゾーンへの移動
  • 《偽りの星夜 ブラック・オブ・ライオネル》
  • 《偽りの星夜 ラスト・プロポーズ》

• 墓地→クリーチャーの下への移動
  • 《デュエにゃん皇帝》
  • 《大魔王 ウラギリダムス》

• 墓地→超次元ゾーン→バトルゾーンへの移動
  • 《生ける屍》

• 相手の墓地を利用する
  • 《黒龍王ダーク・ジオス》
  • 《復讐のバイス・カイザーZ》
  • 《超電磁マクスウェル Z》（自分にも影響あり）
  • 《悪臭怪人ゴキーン》
  • 《The邪悪 寄成ギョウ》
  • 《サイバー・K・ウォズレック／ウォズレックの審問》（クリーチャー面）

など

墓地にあるカードを利用するキーワード能力

• 墓地進化
  • 墓地進化V
  • 墓地進化GV
  • 超無限墓地進化
  • 超無限墓地呪文進化
  • 進化GV・Ω
• 返霊
  • 地獄返霊
  • 殲滅返霊
• リサイクル
• S級侵略［不死］
  • S級侵略［轟速］
  • SSS級侵略［天災］
• 無月の門
  • 無月の門・絶
  • 虚無月の門
  • 夢幻無月の門
• フシギバース
• ムゲンクライム
• 罪・無月の∞罪

など

備考

• 墓地肥やしを行えるカードがデッキに採用される場合、墓地利用を行えるカードも殆どの場合は採用されている。
  • 特定のカードをマナゾーンに置きたいという目的だけで《ダンディ・ナスオ》が採用される、手札を入れ替えたいという目的だけで《戦略のD・H アツト》が採用されるなどの例外も存在する。

• 墓地→山札へ移動するものは墓地利用には分類されず、「山札回復」として扱われることが多い。

• 墓地利用はパターンに関係なく、《埋め立てロボ・コンクリオン》、《ポクチンちん》などのメタカードが痛手になることが多い。（→墓地利用メタ）

• どういったカード・効果で墓地利用するかによって、適した墓地肥やしは変わってくる。
  • デッキの核となる重要なカード（例：殿堂入り後、1枚しかデッキに入れられない《竜魔神王バルカディア・NEX》入り【青黒退化】）……山札からピンポイントで1枚抜ける《伊達人形ナスロスチャ》
  • 複数枚を前提とした墓地利用（例：無月の門・絶には魔導具が6つ必要な《「無月」の頂 ＄スザーク＄》）……一度に13枚もの枚数を落とせる《堕∞魔 ヴォゲンム》
  • 核ではないが、試合の過程で落としておくと便利なカードに対して（例：《一なる部隊 イワシン》）……いわゆる「初動」カード。《エマージェンシー・タイフーン》、《ダーク・ライフ》、《ボーンおどり・チャージャー》など
  • 特定の種類のカードに限定しない（例：《暴走龍 5000GT》や《超神星DOOM・ドラゲリオン》）……2番目・3番目の候補カードと共通

• 墓地利用を考える場合、そのカードが墓地にある要求値もセットで考える必要がある。
  • コンボにもよるが、速度を重視してカード1枚で手札1枚捨ての《エマージェンシー・タイフーン》では安定せず、速度を犠牲にカード1枚で手札2枚捨ての《サイバー・チューン》を選択したほうが安定するというのはよくある話。
  • 《ブレイン・スラッシュ》がスカにならないよう、先に《配球の超人／記録的剛球》を唱えるプレイングで試合設計するといったプレイングレベルのものもある。

参考

• 墓地
• 墓地肥やし
• リアニメイト
• 墓地利用メタ
• 用語集