冠詞 - デュエル・マスターズ Wiki ミラー

冠詞

ここでの意味は、デュエル・マスターズのカード名に使われる、一定の規則が発見できるいくつかの単語や決まり文句のこと。
例えば進化ビーストフォークなら《大勇者 「◯◯」》、ゼニスなら《「◯」の頂 ◯◯》の太字部分といったもの。

ゲーム上では《聖霊王》のように直接的に文字列が参照されるといったことがない限り特に意味を持たない。さらにはカードの中にはその規則に則らないものも少なくなく絶対的なルールでもないが、種族の命名ルールや背景ストーリーでの関連性などに関する考察においては、しばしばその材料となる。

多種族クリーチャーには基本的に後述のルールで冠詞が付けられる。
特定の種族内の命名ルールで先頭に入れられる単語及び定型文を指す場合もあるが、冠詞が付かない命名ルールの種族も存在するため、こちらが特別「冠詞」というカテゴリで考察されることは少ない。

便宜上、このページでは

• 複数の種族を持つクリーチャーにつけられるものを「多種族冠詞」
• 特定の種族内の命名ルールで先頭に入れられる単語及び定型文を「種族内冠詞」

と呼ぶこととする。

多種族冠詞の例

• 「無頼勇騎」ゴンタ
  ビーストフォーク+ヒューマノイド=「無頼」+「勇騎」=「無頼勇騎」

多種族冠詞には以下の特徴がある。

• 各種族から最大漢字二文字、合計で四文字以内に収められる。進化クリーチャーの場合はさらにその先頭に「超」が加わることが多い。
• 種族内冠詞が漢字二文字の場合、それと同一または同音の冠詞が当てられることが多い。
  • 例：『アーク・セラフィム（霊騎）』『メカ・デル・ソル（光器→光姫）』
• 二つの冠詞に共通する音の文字が含まれる場合、そのうちの一方のみを表記する。
  • 例：『《龍聖霊ウルフェウス》（龍聖＋聖霊）』『《封魔妖スーパー・クズトレイン》（封魔＋妖魔）』
• 特殊な種族を持つ場合には、その種族のルールに従う場合もある。
  • 例：『《氷牙フランツI世》(氷牙は水文明のナイトの冠詞)』
• 特定の能力を持つ場合、多種族冠詞と共に冠せられるものもある。
  • 例：『《海王提督ラネーバ・早雲》(海王+提督)』
• ハンターやオリジンなどの特殊種族は例外となり、基本的に多種族冠詞は使用しない(命名ルールも参照)。ただし、種族などの命名ルールにより多種族冠詞を用いる場合がある。
  • 例：『《神徒 メイプル-1》(ディスタスの命名ルールにより、通常は使われない神徒が用いられる)』

多種族冠詞の一覧

• 多種族冠詞が判明していない通常種族は、サイバー・クラスター、サイバー・ムーン、シー・ハッカー、ジャスティス・オーブ、バーサーカー、バルーン・マッシュルーム、フィッシュ、マシン・イーター[1]、メカサンダー、リビング・デッド、ワンダー・トリック、一部のコマンドやドラゴンなど。
• ファイアー・バード炎など、ドラゴン・サーガおよび革命編にて登場したリメイク種族の冠詞は、《無頼護聖サソリスJr.》などの例に倣えば元の種族と同じであると考えられる。

種族内冠詞の例

• 「蒼天の守護者」ラ・ウラ・ギガ
  非進化ガーディアンの命名ルール「○○の守護者」より

種族内冠詞には、以下の特徴がある。

• 各種族特有の単語又は定型文になり、細かい部分が変更される。
• 文字数、漢字と仮名の有無に縛りはないが、種族内では決まっている部分もある。
• ほぼ全ての種族では、進化すると冠詞が変化する。

種族内冠詞の一覧

便宜上、接頭辞以外に接尾辞も扱う。また、一部のクリーチャーのみが例外となる場合かつ、それに法則性がない場合は省略する。

参考

• 用語集
• 種族
• 命名ルール
• 名称カテゴリ
• 死神
• 白騎士
• 提督
• 超次元