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| BARUGA-猿蒸86 C 自然文明 (2) |
| クリーチャー:アース・ドラゴン/テクノ・サムライ 8000 |
| W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) |
| このクリーチャーが出た時、自分の他のドラゴンがなければ、このクリーチャーをマナゾーンに置く。 |
DM25-RP1で登場した自然のアース・ドラゴン/テクノ・サムライ。
《地掘類蛇蝎目 ディグルピオン》と同じく、初動マナブーストと打点要員準バニラの2面性を持つドラゴン。
コストが軽く初動適性は上がったが、他にドラゴンがあった場合に本当に打点だけにしかならない部分では劣化している(ただしパワーは上がっている)。
普通に出してもコスト2マナブースト、ドラゴンがあれば軽量W・ブレイカーになるドラゴンということでドラゴンデッキのマナブースト兼アタッカーとして採用できる。
終盤に引くと普通は腐るマナブーストが準バニラとはいえここまで軽いW・ブレイカーになるなら御の字だろう。
《メンデルスゾーン》等のハズレにならないドラゴンの2コストマナブーストとしての対抗馬には《ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン》がある。
比較するとクリーチャーの頭数にしたいときのコストが圧倒的に低いのもあるが、何より単色であることが大きい。【連ドラ】系のデッキで採用に値する自然単色のカードは限られているので、踏み倒し先以外でもそれを確保できれば多色事故低減に一役買うだろう。
ただし、マナゾーンに入るカードの質は大きく異なる。《BARUGA-猿蒸86》でのブースト時は《ボルシャック・ドリーム・ドラゴン》召喚のための光マナが埋まらない&《超戦龍覇 モルトNEXT》の龍マナ武装に貢献しない自然単色ドラゴンであるし、後々に《王闘竜皇 ボルシャック・ドラゴン》などでマナからの踏み倒しをする場合を見据えても100%準バニラが落ちるという欠点はある。
ドラゴンを活かさない場合も、「コスト2のクリーチャーであるカードが」「山札やシールドゾーンといった非公開ゾーンから多色を置いてしまう事故がなく」「《シビレアシダケ》系譜の追加手札消費もない」3要素がある。特にアンタップインは《霞み妖精ジャスミン》や《天体妖精エスメル》にある不安要素とは決定的に異なる。クリーチャー・カードの部分にこだわりが無い場合でも、水晶マナで結果的にアンタップイン保証の《「この私のために華を咲かすのだ!」》とは自然マナが出るか出ないかの違いは大きい。
《界王類七動目 ジュランネル》などのコスト1ドラゴンを先に出せばいきなりW・ブレイカーとして着地させることもできるが、殴れない置物を先に出すことで手札を浪費しているのであまりやる意味は無いか。
DM25-RP1期時点では【白赤緑ボルシャック】や【白青赤緑モルトDREAM】に採用されるケースが偶にある。一番の採用理由は軽量級の自然単色ドラゴンという点である。
ドラゴンが確定で落ちるマナブーストなので《ボルシャック・ドリーム・ドラゴン》を邪魔しないのも大きい。
「DMGP2025-1st」Day2(オリジナル)ではベスト128入りした【白赤緑ボルシャック】の中に、色事故回避目的で《ボルシャックゾーン》より優先で4枚積みされたリストがあった。