コスト5以下

カードが持つことのある特性

中型と大型を分けるおおよその閾値であり、コスト5以下を参照するテキストはその小型〜中型カードをサポート、あるいは対策するデザインになっている。

初出のテキストはDM-26《永遠のジャック・ヴァルディ》《霊翼の宝アルバトロス》

相手はコスト5以下の呪文を唱えられない

コスト5以下のうち、特に対戦相手から干渉されやすいテキスト。
墳墓避けと並んで、特殊な条件下で差別化の具体例として知られる。

正義の煌き オーリリア VR 光文明 (4)
クリーチャー:メタリカ 4500
このクリーチャーをアンタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーまたは自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい。
ラビリンス:自分のシールドの数が相手より多ければ、相手はコスト5以下の呪文を唱えられない。

拡大解釈して、「そのカードタイプが呪文である」&「その呪文についてコストを参照して誘発したりロックしたりする」もの全般についてもまとめる。

基本的にこのページでは呪文に限定して話をするが、《∞龍 ゲンムエンペラー》の話題のみ、コスト5以下のクリーチャーについても同様の扱いをする。

∞龍 ゲンムエンペラー KGM 水/闇文明 (∞)
クリーチャー:∞マスター・ドラゴン/チーム零 ∞
<ムゲンクライム>4(自分のクリーチャーを4体タップし、[水/闇(4)]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
∞ブレイカー
ブロッカー
コスト5以下の、クリーチャーの能力と呪文の効果を無視する。

解説

一般的には、呪文のコストは小さければ小さいほどメインステップで容易に唱えられたり、カードの効果でコスト踏み倒しする際に有利だったりする。
しかし、主にS・トリガーの選定において、「コスト5以下」かつ「カードタイプ呪文」であるカードの採用を控える場合がある。
その理由の一つが、《正義の煌き オーリリア》などが持つ「相手はコスト5以下の呪文を唱えられない能力の回避である。

唱えられなくする効果は、S・トリガー初動札刺さるゲームに与える影響が顕著となる。防御札をコスト5以下の呪文に頼っているデッキは、《オーリリア》を添えながらビートダウンされるだけで負けてしまう可能性がある。
また、S・トリガー能力だけをロックする《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》と異なり、《オーリリア》の能力はコストを支払って唱えることすら許さない。
こうなってはその呪文を採用した意味がないため、デッキビルディングの段階で手を打ちたい。

《∞龍 ゲンムエンペラー》《超球の超人》を除く《オーリリア》系は、呪文のみに影響を与えるため、カードタイプが呪文ではない代替となるもの(クリーチャータマシードなど)でも対策できる。

副次的に《奇天烈 シャッフ》などの数字選択避けや、このページに記載した対呪文のコスト参照への対策も兼ねることができる場合もある。
なおこのページで記す亜種効果には大きなコストの呪文を唱えることがデメリットになるケースも含まれていることには留意すること。(相手が《追憶人形ラビリピト》を出している間に自分がS・トリガー《アルカディア・スパーク》を唱えた場合など。)相手によっては逆の逆で「コストは小さければ小さいほどメリット」に帰結するのである。

具体例

コスト5以下の呪文そのものを無効化するカード

唱えられない

効果を無視する

(亜種)その他の値のコストを持つ呪文を唱えられない

コスト4以下

不定

(亜種)特定のコスト以下の呪文に対してアンタッチャブルを持つ/発揮するカード

(亜種)今唱えた呪文のコストを参照し、それより小さい値/それ以下の値で何かをするカード

(亜種)その他の、特定のコスト以下の呪文に反応するカード

その他

  • 2026年4月現在、「相手はコスト6以下の呪文を唱えられない」およびその上の数字を参照する呪文メタはTCG版には存在しない[1]
    《時の法皇 ミラダンテXII》対策にコスト8以上のS・トリガー獣が採用されるように、《オーリリア》系の対策ができるコスト6以上のS・トリガー呪文にはそれだけで付加価値がある。
  • 「(コスト5以下にも類似カードがあるのに)《正義の煌き オーリリア》などに対抗できるようにあえてコスト6以上で重めの呪文であるこれを採用した」を短くして「オーリリア意識でこれを採用した」と表記したとしても多くのプレイヤーに伝わる。
    • 世代や環境によっては「ゲンム意識でこれを採用した」も同義語として成立する。もちろんこのゲンムは《∞龍 ゲンムエンペラー》のこと。

参考

コストに関するページの一覧


[1] デュエプレでは《音精 ラフルル》が存在する。