アイコン能力

特定のアイコンで始まり、またそのアイコンを参照できる別の能力(以下、参照能力)とペアになっている能力のこと。
DM-05サバイバーアイコンが初出。

実際のカードでは、どのアイコンも独自の形状を取るが、当Wikiでは文字(主にアルファベット2文字)で代用する。

ギガリングα C 闇文明 (5)
クリーチャー:キマイラ[サバイバー] 2000
SV−スレイヤー
サバイバー(このクリーチャーがバトルゾーンにある間、自分の他のサバイバーも上のSV能力を得る)
肉弾兵ウルティモ C 火文明 (3)
クリーチャー:ドラゴノイド 2000+
ターボラッシュ(自分の他のクリーチャーがシールドをブレイクした後、そのターンが終わるまで、このクリーチャーは次のTR能力を得る)
TR−このクリーチャーはタップされていないクリーチャーを攻撃でき、「パワーアタッカー+4000」を得る。

上のカードの例では、それぞれ「SV」「TR」で始まっているのがアイコン能力に該当する。

最大の特徴は、ひとかたまりの能力を別の参照能力で参照できること。
そのカードがペアで持つ参照能力だけでなく、他のカードの参照能力で参照することで効果を増幅させられるものが存在する。

一方でごくわずかだが《タリスマン・リザード》のようにピンポイントで対策してくる能力も存在する。
また、そもそも自身の参照能力以外で参照する能力がまだ存在しないアイコン能力も多い。

ルール

アイコン能力には、その種類によってテキストの順番が『アイコン能力→参照能力』のものと『参照能力→アイコン能力』のものの2通りが存在する。

  • 前者の場合、アイコン能力の内容はすでにそのカードが持っている扱いになり、最初から使うことができる。DM23-EX2時点では、サバイバー超サバイバーナイト・マジックのみが該当する。
  • 後者の場合、参照能力は『アイコン能力を使うための条件』を記述しており、こちらは無条件にアイコン能力を使えるわけではない。参照能力の誘発条件ないしは起動条件を満たしたときにはじめて使うことができる。

アイコン能力を解決する能力がトリガーした時には、アイコン能力の中身も同時に待機する。解決の前にそのアイコン能力を持ったクリーチャーがバトルゾーンを離れたり、進化したり、封印されたとしても問題なく解決できる。


スペース・チャージに関しては、SC能力はスペース・チャージ能力の一部という裁定が出ている。(スペース・チャージのテキストにSC『能力』と書かれているにもかかわらず、独立した能力ではなく効果節の一部として扱われるようである)
この理屈から、SCアイコン能力を複数持つクリーチャーのスペース・チャージがトリガーして処理を行う際、SC能力を使う順番は書かれている順に処理しなければならない

  • スペース・チャージ以外のアイコン能力がこの裁定に準ずるのかは不明。
    • スペース・チャージのように参照能力から単発(誘発型能力または起動型能力)でアイコンが参照される場合、アイコン能力の中には能力の使用条件がないため、アイコン能力単体では「発動条件による能力の分類」に当てはめることができない事が多い。上述の裁定はこの点に基づくものである可能性が考えられる。
      一方、参照能力が常在型能力である場合、アイコン能力の中身は誘発型能力常在型能力呪文能力であり得る(=単体で能力として扱えるという解釈もできる)。
  • 複数のカードがそれぞれ単一のアイコン能力を持ち、それを一度に使う場合は、好きな順で解決できる(サバイバーキズナコンプなど)。
+  過去の裁定

その他

  • 2019/12/12の総合ルールで「アイコン」の名が明記される前は「マーク能力」「シンボル能力」とも呼ばれていた。

アイコン能力一覧

呼び名表記[1]参照元の能力外から参照するカード・能力
サバイバーアイコンSVサバイバー能力
超サバイバー
なし[2]
タップ能力アイコンTTタップ能力《聖騎士サーベルフィーリ》
《タリスマン・リザード》
ターボラッシュアイコンTRターボラッシュなし
サイレントスキルアイコンSSサイレントスキルなし
ウェーブストライカーアイコンWSウェーブストライカーなし
アクセルアイコンACアクセル
スーパー・アクセル
なし
メタモーフアイコンMMメタモーフなし
フォートEアイコンFEフォートEなし
スリリング・スリーアイコンT3スリリング・スリーなし
O・ドライブアイコンODO・ドライブ
キッカー
なし
シールド・フォースアイコンSFシールド・フォースなし
ナイト・マジックアイコンKMナイト・マジック
キング・ナイト・マジック
《氷牙の魔筆マクシミリアン王》
ブレイク・ボーナスアイコンBBブレイク・ボーナスなし
ホーリー・フィールドアイコンHFホーリー・フィールド《光源の使徒ラーサ》
返霊アイコンHR返霊
地獄返霊
殲滅返霊
《暗黒妖女ミカエラZ》(デュエプレ)
マーシャル・タッチアイコンMTマーシャル・タッチなし
ノー・チョイスアイコンNCノー・チョイスなし
仁義アイコンJG仁義なし
スペース・チャージアイコンSCスペース・チャージ《スペース・セブ・ポセイドン》
スーパー・S・トリガーアイコン
スーパー・ボーナス
S
(oB)
スーパー・S・トリガー《カルマ大司教 ゾロスター》(参照の禁止)
キズナアイコンKZ
(P)
キズナプラス
キズナ
キズナコンプ
キズナプラス
キズナ
キズナコンプ
マナドライブアイコン一部のマナドライブなし
バズレンダアイコンBRバズレンダ《つぶやきブルーバード》[3]
S・トリガー・プラスアイコン
プラス効果
PS・トリガー・プラスなし

参考


[1] 当Wikiにて用いられるもの。また、括弧内は公式Q&Aでの表記
[2] 他のクリーチャーがSV能力を使えるようになるのは、元となるサバイバー能力自体がSV能力を他のクリーチャーに参照させるため。これにより、参照能力を持たない《プロメフィウスα》などでもその恩恵を受けられるようになっている。
[3] 《コスパンダメソッド》など、自身のバズレンダに加え別の能力でも自身のBR能力を参照するものが一部存在する