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| R・R・R VR 光/水/自然文明 （6） |
| 呪文 |
| S・トリガー |
| 次のうちいずれか1つを選ぶ。 |
| ▶相手のアンタップしているクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。 |
| ▶自分の山札の上から1枚をシールド化する。その後、自分のシールドが2つ以下なら、自分の山札の上からもう1枚シールド化する。 |
| ▶相手のタップしているクリーチャーをすべて、持ち主のマナゾーンに置く。 |
モードでアンタップしている相手クリーチャーの全体バウンス、シールドが0〜1枚の時は+2それ以外は+1のシールド追加、タップしている相手クリーチャーの全体マナ送りの3つから1つ選ぶS・トリガー呪文。
全体バウンスはS・トリガー後の打点を一掃できるため防御札として優秀。直近の環境ではほとんどのデッキがワンショットキル狙いでアンタップクリーチャーを並べるため手打ちしても強力。
シールド追加は自分の条件が悪いほど強力になる。
全体バウンスと比べると多くても2打点しか止まらないが、アンタップしている残りクリーチャーが少ない、除去耐性持ちがダイレクトアタック要員として残っている、といった理由で全体バウンスが刺さらない場合に有効なので使い所はそれなりにあるだろう。
トリガーデッキなら新たなS・トリガーが埋まることも期待できる。
使い所が難しいのが全体マナ送りであり、S・トリガーで捲れた場合は防御札として機能しないこの選択肢を選んでいる場合ではなく、手打ちではそもそもワンショットキルするまでうかつにクリーチャーがタップされにくい、したとしても殴り返しでも処理できるのでわざわざこれで処理する必要性が低いという問題がある。
S・トリガーした時、これで防御しなくても《深淵の逆転撃》やニンジャ・ストライクなどの手札誘発でダイレクトアタックを阻止できる、または他の防御札と同時に捲れてそちらだけで止まる、相手がビートダウンでそもそも打点がダイレクトアタックまで足りていない、といった状況ならこの選択肢を選んでもよいだろう。
《血貴き侵略 ブラッドゾーン》のようにマナの扱いが苦手なデッキにヒットすれば御の字である。
非常に強力な防御札である反面、主力の全体バウンスモードでは再利用されてしまいやすいこと、良くも悪くも除去とシールド追加以外の用途が一切ない点がネックとなる。
同文明内でも、シールド・マナ送りで再利用を防げてクリーチャーが残り種族も優秀な《プリンセス・パーティ ～シラハの絆～》や、全体除去が活きる横並び局面に対して同様にコスト踏み倒しが刺さる《ブルー・インパルス／「真実を見極めよ、ジョニー！」》等が対抗馬となる。
シールド追加S・トリガーなので当然【シールドプリズン】と相性が良い。加えて、本デッキでは耐え続ける都合上相手のクリーチャーが溜まりやすいのでまとめて消し飛ばせる全体除去が刺さりやすく、また圧倒的な耐久力で無理矢理耐えられるので全体マナ送りも使い所があると全てのモードが噛み合っている。
比較対象は除去手段が破壊である《アポカリプス・デイ》。あちらはクリーチャー6体以上という条件があり味方も巻き込むものの、タップ・アンタップ関係なく一掃でき、破壊なのでアドバンテージを与えにくい。