聖沌大忍者(せいとんだいにんじゃ) ムクジュメッド》

聖沌大忍者 ムクジュメッド VR 光文明 (4)
クリーチャー:メカ・デル・ステラ/シノビ 3500
ブロッカー
自分のシノビが出た時、カードを1枚引いてもよい。
各ターンに一度、自分のシノビが離れる時、かわりにとどまらせてもよい。

DM25-EX1で登場したメカ・デル・ステラ/シノビ

自分のシノビが出た時ドローする能力とターン1シノビが離れる時置換効果とどまらせる能力を持つブロッカー

ニンジャ・ストライクなどでシノビを出すたびにドローでき、ニンジャ・ストライクの効果で山札の下に戻されるシノビバトルゾーンにとどめることもできる。
どちらの効果も自身にも使えるため、自軍のシノビがこれ1体のみでもひとまずキャントリップかつターン1除去耐性があるブロッカーとして運用可能。

このクリーチャーの性質は、いずれもシノビの戦術と強く噛み合っている。
ニンジャ・ストライクはコストがかからないかわりに手札消費が激しい戦術だが、《斬隠蒼頭龍バイケン》のようにその手札消費を打ち消し手札交換にしてしまうことでニンジャ・ストライクの弾が装填され続ける。
《ムクジュメッド》を処理できなければ、置きドローと各種ニンジャ能力によってどんどんアドバンテージ差を広げられてしまう。
しかし《ムクジュメッド》を安全に処理するためには、パワー低下あるいは置換効果による除去でない限り除去を2発消費しなければならない。
《アーテル・ゴルギーニ》などのよくある-4000に引っかかるパワーラインであるが、以外での除去は手間取るだろう。
消耗を抑えマッハファイタータップキルなどの攻撃で処理しようとすれば、今度はニンジャ・ストライクニンジャ・チェンジに利用されてしまう。
シノビとしては願ったり叶ったりのシステムクリーチャーと言えるだろう。

場と手札のシノビの合計数を参照する《本能寺カレン&カオスマントラ -裏切のヒロイン-》との相性も非常に良好で、置換効果ドローの両面で確保したシノビの枚数により莫大なパワー低下をバラ撒くことができる。

  • 相手の場に置換効果未使用のこのクリーチャーと他のシノビがいて、パワー低下以外の除去を行う場合は、ほとんどの場合、このクリーチャーを狙うべきである。なぜなら、他のシノビを狙った場合、相手には置換効果を使う・使わないの選択肢があり相手依存になってしまうが、《ムクジュメッド》を狙った場合、ムクジュメッドがいなくなれば効果を温存する意味もなくなるため、使う以外の選択肢がほぼなくなるからである。
    《ムクジュメッド》が除去された方が相手にとって都合の良い状況はあるにはあるが、非常にレアケースである。
  • カード名の由来は、般若心経の一節「無苦集滅道(むくしゅうめつどう)」か。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考