《オア:ナテハ》

※正式な表記は《オア:ナテハ》だが、ページ名はこのWikiの仕様上《オア:ナテハ》と表記する。

オア:ナテハ C 闇文明 (2)
クリーチャー:ノワールアビス 2000
このクリーチャーが出た時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
このクリーチャーが破壊された時、相手はカードを1枚引く。

DM25-RP4で登場したノワールアビス

cipランダムハンデスし、pigで相手に1枚ドローさせる。

普通に使うとせっかくハンデスした手札がドローによって補填されてしまうので、王道WでフィーチャーされているNEOクリーチャー進化元にしてデメリットを回避しようというデザイン。
デメリット破壊時限定なのでアビスでよく見かけるターンの終わり山札の下に送られる効果や、革命チェンジでも回避できる。

しかし、コスト2のハンデス札はランダムハンデスに限ったとしても、デメリットのないものが《ゴースト・タッチ》を始めとして無数に存在しており、進化元にすることを重視するなら《ジェニーの黒像》アビスに絞るなら《「収めてやろうか?」》《「宴を始めよう」》など、例を挙げれば枚挙に暇がない。

むしろ「相手に1枚ドローさせる」pigを利用することこそが、このカードの採用理由となりうるだろう。
かの《黒神龍ザルバ》cipと同じ効果であり、pigであるため運用に一癖かかるが、コストが半分になったことで受けられるようになったサポートは比類なき程増加している。
加えて、初動としてもcipは最低限無駄になる機会の少ないランダムハンデスと無駄が少ない。

ただし、上述の通り強制ドロー効果は「破壊された時」であるため、これをフィニッシャーとして選択できるデッキはクリーチャー再利用のための除去手段が「破壊」でなければならないという制約もある。

【黒単アビスロイヤル】《百発人形マグナム》を絡めたループコンボはわかりやすくシナジーしており、採用筆頭候補と言えよう。

総じて、破壊リアニメイトコンボによるループデッキのフィニッシャーとして起用される1枚と言える。

競合としては、同じくループフィニッシャーでありS・トリガーで防御札を担える《冥土人形ウォカンナ・ピエール》だろうか。しかし文明が異なっており、逆に言えば黒単デッキなどに《黒神龍ザルバ》カードパワーの低さを嫌って濁り覚悟であちらを採用する必要性がなくなったと言い換えることもできる。

  • 見た目は青色の《ガ:ナテハ》。名前の「オア」は「青」の逆さ読みと思われる。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考