超魂(ちょうこん)レイド

コロコロコミック2025年7月号で登場したキーワード能力

超魂レイド(このクリーチャーが出た時、山札の上から3枚を表向きにする。その中からこのクリーチャーの進化元になれるカードを1枚、この下に置いてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く)

この能力を持つクリーチャーが出た時に自分の山札の上から3枚を表向きにして、その中から進化元にできるカードを1枚選んで下に重ねられる。

「このクリーチャーの進化元になれるカード」という指定であるため、進化能力を持たず進化元も定義されていないクリーチャーが誘発させても何も置くことができない。[1]

トレイン=ドレイジャー UC 闇文明 (5)
NEOクリーチャー:アビスロイヤル 6000
このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。
NEO進化:水、闇、または火のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
超魂レイド(このクリーチャーが出た時、山札の上から3枚を表向きにする。その中からこのクリーチャーの進化元になれるカードを1枚、この下に置いてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く)
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)

この効果そのものでは、バトルゾーンにあるカードを増やす程度であり、単体ではあまり意味がない。意味があるとすると以下の状況が考えられる。

  1. NEOクリーチャーとして出たものに、後からカードを追加することでNEO進化クリーチャーとして扱われる。(召喚酔いしない)
  2. 「このクリーチャーに含まれるカード」の枚数を増やす。(《王導聖霊 アルファディオス》
  3. バウンス革命チェンジでクリーチャーを手札に戻した際、より多くのカードが手に入る。
  4. 超魂Xの発動手段の一つにする。
  5. 超魂レイドの後にカード指定除去を適用することで退化戦術を行う。
  6. 5色レインボークリーチャーを下に置けば《五連の精霊オファニス》G・ゼロが発動できるようになる。

王道WNEOクリーチャーは文明指定進化が多いため、色を合わせてフルクリーチャー気味のデッキで使えば無理なくNEO進化クリーチャーとして扱えるようになる。
勿論、バトルゾーンにあるクリーチャーを進化元にした上で超魂レイドを発動させるのも良い。
その場合、進化元を2枚持つNEO進化クリーチャーとして運用が可能になる。
通常はバトルゾーンのクリーチャーが増えない分、有効な戦略とは言い難そうだが、超魂Xを複数発動させたり、なんらかのコンボを想定する場合なら候補となる。

  • 要はcipなので、カード単体で想定する進化元とは異なる対象が仕込まれる可能性がある。例えば《生命と大地と轟破の決断》《死罪非1-DA》《戦劇エンペラー・キンタ》と連続で出したとすれば、超魂レイドで参照する「このクリーチャーの進化元になれる」が《エンペラー・キンタ》の持つ「進化-自分のサムライ・クリーチャー1体の上に置く。」のテキストとなるため、文明指定でクリーチャーを仕込むことができない。

参考


[1] 例えば《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》シビルカウント能力で「超魂レイド」持ちクリーチャーを選ぶといった方法で、非進化クリーチャーがこの効果を解決することができる。