《インパラスカス》
インパラスカス P 自然文明 (2) |
NEOクリーチャー:グランセクト 2000 |
NEO進化:自分のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う) |
このクリーチャーの上に、どの文明のNEOクリーチャーまたは進化クリーチャーを置いてもよい。 |
DMEX-02で登場した自然のグランセクトのNEOクリーチャー。
文明を問わずどんなクリーチャーからもNEO進化でき、さらにこのクリーチャーから文明を問わずに進化またはNEO進化することができる。
このクリーチャー自身の進化はクリーチャーでさえあればどんなものからも進化できる(《スペリオル・シルキード》などカードの能力によって進化元にできないカードを除く)ため、進化速攻には最適。
革命編で数多く登場した文明指定の進化クリーチャーの強化にもなっている。例えば青緑にする形でマナブーストやカウンター手段を用意しつつ今まで運用性が悪くてしょっぱい思いをしていた革命編の革命0持ちをフィニッシャーにするのも良かろう。
しかし、身も蓋もない言い方をすると、ほぼ万能進化元の役割しか果たせないのが難点。このカードの登場時の環境では進化元は軽さよりもデッキパーツとしての汎用性を重視するのが一般的。「【シリンダミラダンテ】で進化速攻をするために、ほぼ置物にしかならない《T・アナーゴ》を採用する」ということにはならない、ということからもデッキビルディングの鉄則とは一致しない部分があることが分かるであろう。
- このクリーチャー及び、類似カードの能力のテキストを《無垢の宝剣》の裁定に合わせて解釈すると「このクリーチャーが全ての文明であるかのように、進化クリーチャーの進化元1体分になることができる」となる。よって、文明以外の特性を参照する進化クリーチャーの進化元にはなれない。
- 登場した当時の裁定では、NEOクリーチャーをクリーチャーの上に重ねる形で召喚する時も、進化クリーチャーとして扱わない裁定だったため、明示的に「NEOクリーチャーを置いてもよい」と書かれている。現在では、クリーチャーの上に重ねる形で召喚する時も進化クリーチャーとして扱う裁定であるため、NEOクリーチャー指定は冗長になっている。
- 名前の由来は動物のインパラと植物のラスカス。グランセクトの命名法則からすれば「動物兵器」はひらがな表記のはずだが、このカードはカタカナで書かれている。
- もしひらがなで《いんぱらすかす》だと、文字が違うせいで「パラスっぽくないのにパラスに含まれる」というネタができなくなってしまうからかもしれない。
関連カード
収録セット
参考