NEO進化
DMRP-01で登場したキーワード能力。NEOクリーチャーのみが持つ。
崇高なる智略 オクトーパ VR 水文明 (5) |
NEOクリーチャー:ムートピア 3000 |
S・トリガー |
NEO進化:自分の水のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う) |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーは、次の自分のターンのはじめまで攻撃もブロックもできない。 |
- エラッタにより、以下のように読み替えて使う。
NEO進化:{進化元の条件}1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う) |
進化能力の新たなバリエーションの一つだが、最大の特徴は進化が任意であること。バトルゾーンに出す際に進化させるか否かによって、以下の2種類のクリーチャーとして使い分けることができる。
NEO進化クリーチャーとして出せば、頭数は増えない代わりに、新しい進化クリーチャーとして即座に攻撃することができる。NEOクリーチャーとして出した場合は即座には攻撃できないが、進化元を潰さずに頭数を増やすことができる。
例えば上記の《崇高なる智略 オクトーパ》のケース。
- コストを支払って召喚する場合、進化せずに出しても最後の能力を1回使うことができるが、進化させて出し攻撃すれば、そのターンは合計2回使うことができる。このため進化させた方が基本的に得。
- 一方S・トリガーで相手のターンに出した場合、召喚酔いが関係なくなるため、進化して出しても出さなくても能力を使える回数は変わらないが、進化せずに普通に出すことで頭数を増やせる。よって進化させない方が基本的に得。
このように状況に応じて通常クリーチャー、あるいは進化クリーチャーとして使い分けられ、プレイングの幅を広げてくれる。
ルール
NEOクリーチャーがNEO進化クリーチャーとして扱われるのは、
- 下にカードのある状態でバトルゾーンにある間
- NEOクリーチャーをNEO進化クリーチャーとしてバトルゾーンに出そうとしている間
である(総合ルール 802.2.)。
- 「(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)」はNEO進化の能力によるものではない。《あたりポンの助》などでNEO進化の能力が無視されていたとしても、下にカードがあればNEO進化クリーチャーとして扱われる。
- スター進化の「(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)」というテキストも同様である。
- なお、2022年4月8日のルール改訂に従い、「クリーチャーが下にあれば」とある部分は「カードが下にあれば」と読み替えることとなった。
- 「進化ではないクリーチャーを出す」効果との組み合わせは、まずNEOクリーチャーはバトルゾーンに出そうとする前は「進化ではないクリーチャー」のカードなので規制されない。そして、チェックを終えた後の出すタイミングで通常NEOとして出すかNEO進化として出すかを決めることになるため、進化して出せる。
その他
- NEO進化させる旨みがあるかどうかはカードによって大きく異なる。特にNEO進化単体では進化させて出すメリットが特に存在せず、持ち合わせる他の能力を基準に判断する必要がある。この点が後述の開発秘話で語られた「使いにくさ」に繋がっていると考えられる。
開発秘話
- 2025年には王道WでNEO進化が復刻したが、その際にも「基本的には進化させるメリットって少ないんですよ。特になんもない場合、横に出したほうが強いから。打点も増えるし除去もされにくくなるし」と、進化する手間に対する構造的欠陥も語られた[4]。
- なので、NEO進化クリーチャーとして出した場合の明確なメリットを増やす目的でG-NEO進化が作られたと話が続く。
参考
公式Q&A
Q.相手の《あたりポンの助》の「出た時」の能力で《革命の絆》を選ばれている状況です。その後、自分は《革命の絆》を「NEO進化」した状態でバトルゾーンに出しましたが、召喚酔いしますか?
A.いいえ、召喚酔いしません。下にクリーチャーが置かれたNEOクリーチャーは、能力が無視されていても進化クリーチャーとして扱われます。
+
| | (総合ルール 802.2.)
| - 802.2.
- NEOクリーチャーは、NEO進化能力を使うなどして下にカードのある状態でバトルゾーンにある間と、NEOクリーチャーをNEO進化クリーチャーとしてバトルゾーンに出そうとしている間、「NEO進化クリーチャー」として扱います。その他のゾーンにある間は進化ではないクリーチャーとして扱います。
例: 進化設計図で山札の上から6枚を表向きにした時、NEOクリーチャーが含まれていた場合でも、これは通常のクリーチャーとして扱うため手札に加える事は出来ません。 例: NEOクリーチャーを効果によって墓地からバトルゾーンにNEO進化クリーチャーとして出そうとした時、その子供、可憐につきの能力によってそのNEO進化クリーチャーはタップ状態でバトルゾーンに出ます。
|
引用元(2021.5.21)
Q.自分の《「正義星帝」》の上に《ギガントウサギロボ・フューチャーX》を「NEO進化」を使って重ねる場合、その「シンカパワー」はトリガーしますか?
A.はい、トリガーします。NEOクリーチャーを進化クリーチャーとして重ねますので、「シンカパワー」もトリガーします。
引用元(2022.02.18)
Q.相手の《その子供、可憐につき》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《ギガントウサギロボ・フューチャーX》を「NEO進化」を使ってバトルゾーンに出す場合、タップ状態で出ますか?
A.はい、タップ状態で出ます。NEOクリーチャーを進化クリーチャーとして重ねますので、状態定義効果が適用され、タップ状態で出ます。
引用元(2022.02.18)
Q.自分の《クリスタ <ヴォイジャ.Star>》がバトルゾーンにいる状況で、「NEO進化」して召喚するNEOクリーチャーのコストも1少なくなりますか?
A.はい、その場合でもコストは1少なくなります。
+
| | (総合ルール 802.2.)
| - 802.2.
- NEOクリーチャーは、NEO進化能力を使うなどして下にカードのある状態でバトルゾーンにある間と、NEOクリーチャーをNEO進化クリーチャーとしてバトルゾーンに出そうとしている間、「NEO進化クリーチャー」として扱います。その他のゾーンにある間は進化ではないクリーチャーとして扱います。
例: 進化設計図で山札の上から6枚を表向きにした時、NEOクリーチャーが含まれていた場合でも、これは通常のクリーチャーとして扱うため手札に加える事は出来ません。 例: NEOクリーチャーを効果によって墓地からバトルゾーンにNEO進化クリーチャーとして出そうとした時、その子供、可憐につきの能力によってそのNEO進化クリーチャーはタップ状態でバトルゾーンに出ます。
|
引用元(2022.4.8)
Q.自分のNEOクリーチャーを出す際、「NEO進化」クリーチャーとして「シンカライズ」を持つタマシードの上に重ねられますか?
A.はい、上に重ねられます。カードが下にあれば、それがクリーチャーでなくてもNEO進化クリーチャーとして扱いますので、召喚酔いもしません。
引用元(2022.4.8)
Q.《エンペラー・キリコ》の「出た時」の能力で山札の上を表向きにしていったところ、《グレート・グラスパー》が1枚と、《天災 デドダム》2枚が表向きになりました。表向きにした《グレート・グラスパー》をNEO進化クリーチャーとして出せますか?
A.はい、出せます。《エンペラー・キリコ》の能力で表向きにしたクリーチャー3体は、好きな順番で1体ずつバトルゾーンに出ます。先に《天災 デドダム》を出してから《グレート・グラスパー》を出す場合、《天災 デドダム》の上に《グレート・グラスパー》を重ねて出すことが可能です。
引用元(2022.12.16)