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堕呪 ゴンパドゥ C 水文明 (2) |
呪文:魔導具 |
自分の山札の上から3枚を見る。その中から1枚を自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。 |
山札を3枚見て1枚手札補充する。加えたカードは相手に公開しない。
前弾の《堕呪 バレッドゥ》は同コスト同種族で、唱えた後手札が減らない性質までこちらと一致する。墓地肥やしができない分、長い目で見るとアドバンテージで劣るように感じるかもしれない。
しかし、山札の上から3枚目のカードに触れられるのはあちらにはないメリットであり、特定のキーカードが手札に欲しい場面、例えば《卍 新世壊 卍》が引けていない試合で活躍する。
カードプールとの兼ね合いもあり、【青魔導具】では登場以来《堕呪 バレッドゥ》との8枚体制がデフォルトになっている。
盲点になりがちだがデッキボトムを固定する山札操作にも使える。《神の試練》絡みの無限ループで頻出のテクニックであり、そうでなくとも《卍 新世壊 卍》並立などでドローが軌道に乗ったら山札を1周させる機会はある。
《神の試練》のプレミアム殿堂後も要求値は上がったがループルートは残っているため、《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》の相方として依然利用価値がある。
【青魔導具】以外のデッキに出張する場合もある。同コスト帯のサーチには《シークレット・クロックタワー》《バー・キューベー/クー・ラクタロウ》《ア・ストラ・センサー》などもあるが、それぞれ文明や加えられるカードタイプに差異があるので差別化は容易。
長年上位互換の存在しないカードだったが、DM23-SD3で種族の違いを考慮しなければ上位互換となる《淡いと濃い ケローラ/♪やせガエル 負けるなケローラ スパイラル》が登場した。
浮沈は激しいものの【青魔導具】で活躍。詳細はそちらのページを参照。
それ以外だと【ゴクガサイクル】や【スコーラー】でも使われた。
王来篇環境では【ゼロ・ルピアループ】に採用され、《十・二・神・騎》と8枚体制にされることが多かった。カードタイプ指定だとまず回収できない《希望のジョー星》を拾えたのが大きい。
総じて、癖のないサーチとして《淡いと濃い ケローラ/♪やせガエル 負けるなケローラ スパイラル》に世代交代するまで幅広いデッキを支えた。