マスター・W(ダブル)・ブレイカー

マスター・W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする。このクリーチャーがバトルゾーンに出たターン、各ブレイクの前に、相手のクリーチャーを1体破壊する。)

DMRP-01で初登場した能力
マスターカード《ジョリー・ザ・ジョニー》のみが持つ。

ジョリー・ザ・ジョニー MAS 無色[ジョーカーズ] (7)
クリーチャー:ジョーカーズ 10000
スピードアタッカー
マスター・W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする。このクリーチャーがバトルゾーンに出たターン、各ブレイクの前に、相手のクリーチャーを1体破壊する。)
バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが5枚以上あれば、このクリーチャーはブロックされず、攻撃の後、相手のシールドもクリーチャーもなければ、自分はゲームに勝つ。

要するにマスター・ブレイカーW・ブレイカーバージョンだが、ブレイク数が増えた分、相手のクリーチャーも2体破壊出来るようになった。

あちらと同じく、《破界秘伝ナッシング・ゼロ》とシナジーがある。

デュエルマスターズ・プレイスでは

デュエプレでは以下のようなテキストとなった。

マスター・W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする。このクリーチャーがバトルゾーンに出たターン、相手のシールドをブレイクする前に、ブレイクするシールドの数だけ、相手のクリーチャーを1体破壊する。)

DMPP-31《ジョリー・ザ・ジョニー》に合わせて実装。
「ブレイクする前」を参照するデュエプレ初の能力である。

TCGと同様・類似するルール

  • パワード・ブレイカーG・ブレイカー等の他のブレイカー能力が付与されてもそれらとは重複しない。常にマスター・W・ブレイカーが適用される。
    • デュエプレでは最もブレイク数が多くなるブレイカー能力が自動適用される基本ルールだが、追加効果のあるブレイカー能力はその例外と考えられる。なお、出た次のターン以降は追加効果は発生せず普通のW・ブレイカー相当であるが、この場合もパワード・ブレイカー等に上書きされない。
  • ブレイクする前の破壊でpig等が誘発した場合、ブレイクする前に待機している効果を全て解決した後でブレイクを行う。
  • 破壊効果が機能する時点でブレイクが確約されているため、相手の《神羅スカル・ムーン》置換効果《ジョリー・ザ・ジョニー》が破壊された場合や破壊した相手のpigで《ジョリー・ザ・ジョニー》が破壊された場合もブレイクは継続される。
  • ブレイクが確約されているシールドは破壊効果に際して発動する擬似エスケープ《終焉の禁断 ドルマゲドンX》破壊除去置換効果《奇跡の精霊ミルザム》などの破壊された時離れた時などでシールドゾーンを離れることになるシールドとして選ばれうる。選ばれた場合、実質的にマスター・W・ブレイカーはそのシールドについてブレイクすることができず、あたかもブレイク数が減ったような扱いになる。
    • 上に該当するカードは原則として離すシールドをランダムに選ぶため、マスター・W・ブレイカーがいくつブレイクになるかは運任せであるが、《灼熱の誓い テスタ・ロッサ》のみは回収するシールドをプレイヤーが選べる。ただし、現在の仕様ではどのシールドをブレイクしようとしているかの情報を攻撃されている側は把握できないため、どのシールドを手札に戻すのが最善か判断することができない。似たような問題は、《黒龍王ダーク・ジオス》でも存在した。
  • ブレイクされないが効いていても破壊効果は適用される。

TCGと異なる挙動

関連カード

参考


公式Q&A

Q.自分の《エルメテウス・雷撃・ドラゴン》がバトルゾーンにいる状況で、《煌龍 サッヴァーク》の「ドラゴン・W・ブレイカー」で最後のシールドをブレイクする場合、どうなりますか?
類似能力:マスター・W・ブレイカー
A.まず、ターン・プレイヤーの《煌龍 サッヴァーク》の「ドラゴン・W・ブレイカー」の効果を解決します。次に《エルメテウス・雷撃・ドラゴン》の「自分の最後のシールドがブレイクされる時」の能力でパワー4000以下のクリーチャーを破壊してから、選ばれたシールドを《煌龍 サッヴァーク》がブレイクします。
引用元(2021.10.22)

Q.《煌龍 サッヴァーク》の「ドラゴン・W・ブレイカー」でブレイクしようとする2つのシールドのうち、片方が《ハッスル・キャッスル》に要塞化されていました。《ハッスル・キャッスル》の「ブレイクされる時、かわりに自分のシールドを1枚手札に加えてもよい。」効果でブレイクが置き換えられた場合、「ドラゴン・W・ブレイカー」の処理はどうなりますか?
類似能力:マスター・W・ブレイカー
A.シールドを2つブレイクしようとしているので、ブレイクの前に「ドラゴン・W・ブレイカー」の「自分の山札の上から1枚目を、シールド化するか、表向きにして自分のシールド1つの上に置く。」効果を2回解決します。その後、ブレイクする際に《ハッスル・キャッスル》の置換効果が適用されます。
引用元(2021.10.22)

Q.相手の《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》がバトルゾーンにいる状況で、自分の《煌龍 サッヴァーク》で攻撃しました。相手のシールドを2つブレイクしようとした際に《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》の置換効果が適用された場合、処理はどうなりますか?
類似能力:マスター・W・ブレイカー
A.シールドを2つブレイクしようとしているので、ブレイクの前に「ドラゴン・W・ブレイカー」の「自分の山札の上から1枚目を、シールド化するか、表向きにして自分のシールド1つの上に置く。」効果を2回解決します。その後、ブレイクする際に《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》の置換効果が適用され、相手のシールドはブレイクされず、自分のシールドが1つブレイクされます。
引用元(2021.10.22)

Q.《MAX-Gジョラゴン》を召喚し、その「このクリーチャーが召喚によって出た時」の能力で《ジョリー・ザ・ジョニー》を手札からマナゾーンに置きました。召喚したターン中に、能力で得た「マスター・W・ブレイカー」によってシールドをブレイクする時、各ブレイクの前に相手のクリーチャーを破壊しますか?
類似能力:「マッハファイター」
A.はい、破壊します。《MAX-Gジョラゴン》がバトルゾーンに出たターン中であれば、各ブレイクの前に「マスター・W・ブレイカー」によって相手のクリーチャーを破壊します。
ただし、前のターンからいた《MAX-Gジョラゴン》の能力で、自分のターンのはじめに《ジョリー・ザ・ジョニー》をマナゾーンに置いた場合は、「マスター・W・ブレイカー」によって相手のクリーチャーは破壊できません。
引用元(2022.6.24)