《プロジェクト・ゴッド》

プロジェクト・ゴッド UC 水文明 (4)
呪文
自分の山札の上から5枚を墓地に置く。その中から、バトルゾーンにある自分のゴッドとリンクできるゴッドを、好きな数リンクして出してもよい。

DM-36で登場した呪文

自分の山札の上から5枚を墓地に置き、墓地に置いた中から変則的な条件(詳細はルール参照)でゴッドを踏み倒せる。

4コスト墓地肥やしコスト踏み倒しができる優秀なカード
墓地肥やしのために版の《カラフル・ダンス》《プライマル・スクリーム》として利用してもいいが、やはりここはゴッドデッキで使ってやりたい。

コスト踏み倒しの条件はやや厳しく、場にゴッドがいる状態であり、墓地に送ったカードの中にそれと対応したゴッドがいなければならない。
そのため、軽くて場に出しやすい上にリンク先が多い神帝起源神と組み合わせるのがベスト。それらはも合っており、墓地アドバンテージも活用できるので相性抜群、というよりそれらを意識したデザインなのだろう。《神帝ムーラ》から《神帝アージュ》《起源神ニュートロン》から《神核アトム》をリンクできたら儲けモノである。

出せるゴッドのコストに上限が無いため、ゼン&アクヘヴィ・デス・メタルのような重量級ゴッドに使ってもよい。その場合はゴッドの枚数を多めに入れたり、《ゴッド・シグナル》《地武神オルメガス》でサポートしてやると良いだろう。

  • DMX-14で再録。リンク対象が自由で付け替えもできるゴッド・ノヴァにこのカードがピッタリと思われたのだろう。《聖霊左神ジャスティス》の効果で唱えられるのも嬉しい。
  • DMX-24でも再録。この再録に伴いテキストが変更。1体という制限がなくなったため、リンクしてバトルゾーンに出せる状況であれば、好きな数のゴッドを出せるようになった。
    +  変更前のテキスト
  • DM26-EX2でもテキストが更新された。かつては「何体を」の部分が欠落しているから出せるのは1体に限定されないというテキストの穴を突いたような解釈だったが、この再録で「好きな数」が追加され、グレーな挙動ではなくなった。
    また、「出してリンクしてもよい」という実際の挙動とは異なるテキストだった部分に関しても、「リンクして出してもよい」という実際の挙動に即したものに変更されている。
    +  変更前のテキスト

ルール

「バトルゾーンにある自分のゴッドとリンクできるゴッドを、好きな数リンクして出してもよい」の裁定上の処理は以下のとおりである。

  • 踏み倒しできるかの判定は以下の2つのタイミングで発生する。
    • 1. カードを墓地に置いた後、1体目のゴッドを出し始める前
    • 2. 実際にそのゴッドを踏み倒す時
  • ルール1:1のタイミングで、踏み倒したいゴッドを任意の数選ぶ。この時選べるのは、バトルゾーンに既に存在するいずれかのゴッド(以下A)と直接リンクできるものに限られる。他のゴッドを出すことによって、リンクできなくなってしまうケースでも踏み倒し対象に選ぶこと自体はできる。他方、他のゴッドを出すことによって、初めてリンク可能になるゴッドは踏み倒し対象に選べず、2に進めない。
    • この時、出そうとしているゴッドやバトルゾーンのゴッドが既存のリンクを外す効果を含むリンク能力(要は中央G・リンク)を持つ場合、既存のリンクを外した上で出そうとしているゴッドとリンクさせられる場合、それは直接リンクできるものに含まれる。
    • 「複数体踏み倒しできることは忘れて、1体だけ踏み倒しするとした時、リンクできるならそれは踏み倒し対象に選べる」と理解するとわかりやすい。
  • ルール2:2のタイミングで、任意のその時バトルゾーンに存在するリンクできるゴッド(以下B)と、リンクした状態で出す。ほかの一般踏み倒し呪文と同様に、1のタイミングで選んだすべてのゴッドは保留状態となっており、2のタイミングで1体ずつ保留状態を解除し踏み倒しを行っていく。
    • この時、出そうとしているゴッドやバトルゾーンのゴッドが既存のリンクを外す効果を含むリンク能力(要は中央G・リンク)を持つ場合、既存のリンクを外した上で出そうとしているゴッドとリンクさせることは認められる。
  • ルール3:各踏み倒しについて、AとBが同じゴッドである必要はない。
    • G・リンク状態定義効果であるため、複数体のゴッドを踏み倒す場合、後続は、それまでに出したゴッドがすでにリンクされた状態でどのゴッドとリンクするかを選ぶことになる。これにより、A以外のゴッドがBの条件に合致するようになることも、AのゴッドがBの条件から外れるようになることもありうる。前者の例として間接リンクできる五元神、後者の例としてリンク枠埋まりが挙げられる。
  • ルール4:2のタイミングで、Bが存在しない場合、そのゴッドの踏み倒しは不発する。リンクせずに出すことはできない。
  • ルール5:そのゴッドの踏み倒しを成功させた後は、後続ゴッドの踏み倒し時に中央G・リンクによってリンク解除させても踏み倒しの成功判定は覆らない。

実例と応用

中央G・リンクとの組み合わせについて

中央G・リンクは通常のG・リンクとは異なり、自分のゴッドが場に出る時に、そのゴッドリンクさせる前に、「自分の好きな数のゴッドからカードを1枚ずつリンクを外してもよい。」という処理を行う。
よって「既に完成しているリンクを外しつつ、それと新たに場に出るゴッドリンクさせた状態で」場に出すことができる。
これを繰り返し用いることで、通常のG・リンクでは考えられないほどの大量展開を行うことができる。

  • トライ・G・リンクは、リンクを外す処理を行わない。間に挟まるときはリンクを外す瞬間なく、即座に3枚でリンクして出したことになる。

墓地進化について

元々の自分の墓地のクリーチャーが0体とする。《プロジェクト・ゴッド》によって墓地肥やししたカードがすべて踏み倒し可能だったとして、それらをすべて出す予定(保留状態)にしても良い。墓地進化の進化元はこの時点では考慮しない。

  • 実際に墓地進化ゴッドを出そうとする時点で、墓地に適正な進化元が存在していなかったとき、ここで「出す予約」が失敗になり「保留状態」が解除されて墓地にとどまることになる。(類似例:《轟破天九十九語》マナ進化が出される際の裁定
    • 一見すると役に立たない裁定に見えるが、限定的な場面で実際の試合でも関係することもある。相手が《聖鎧亜キング・アルカディアスP'S》を出していて、自分が《プロジェクト・ゴッド》で出す1体目をその着地置換効果を消費させて墓地に残留させ、2体目に墓地進化ゴッドが1体目に出そうとしていたそれを進化元にバトルゾーンに出すことができるというものである。

裁定矛盾点

ルール4について他裁定との矛盾があるのではないかと指摘されている。

その他

フレーバーテキスト

収録セット

参考


公式Q&A

  • 能力について

Q.《プロジェクト・ゴッド》を唱えて山札から墓地に置いたゴッドのカードは、墓地からバトルゾーンに出るということですか?
A.はい、山札から墓地へ、墓地からバトルゾーンに出ることになります。
引用元(過去のよくある質問より)

Q.バトルゾーンに自分の、リンクしているゴッドAとゴッドBがあります。《プロジェクト・ゴッド》を唱えて、自分の山札の上から5枚を墓地に置きました。その中に、ゴッドBがもう1枚ありました。そのゴッドBを出して、バトルゾーンにあるゴッドとリンクさせていいですか?
A.いいえ、バトルゾーンにあるゴッドAは別のゴッドBとすでにリンクしているので、墓地に置いたゴッドBをリンクさせることはできません。そのゴッドBはそのまま墓地にとどまります。
引用元(過去のよくある質問より)

+  類似裁定(2022.7.28)

Q.自分の《真滅右神ラウドパーク》が1体いる状況で《プロジェクト・ゴッド》を唱え、山札の上から《神人類 ヨミ》が3枚めくれました。1体目の《神人類 ヨミ》《真滅右神ラウドパーク》と「G・リンク」した状態でバトルゾーンに出た後、2枚目の《神人類 ヨミ》が出る際に1枚目の《神人類 ヨミ》《真滅右神ラウドパーク》のリンクを外せば《神人類 ヨミ》《真滅右神ラウドパーク》と「G・リンク」した状態でバトルゾーンに出せますか?同様に、3体目の《神人類 ヨミ》もバトルゾーンに出る際に2体目の《神人類 ヨミ》《真滅右神ラウドパーク》のリンクを外せば「G・リンク」した状態でバトルゾーンに出せますか?
A.はい、出せます。クリーチャーは1体ずつバトルゾーンに出ますので、1体目の《神人類 ヨミ》《真滅右神ラウドパーク》と「G・リンク」した状態でバトルゾーンに出た後、2体目以降の《神人類 ヨミ》《真滅右神ラウドパーク》《神人類 ヨミ》のリンクを外して「G・リンク」した状態でバトルゾーンに出すことができます。

+  (総合ルール 400.7 803.1a)

引用元(2020.11.13)

Q.《プロジェクト・ゴッド》《ヨミとイズモの計画》で複数のゴッドを出せる場合、出すゴッドを決めるのはいつですか?
A.それぞれ、実際にゴッドを出しはじめる前です。
《プロジェクト・ゴッド》なら、山札の上から5枚を墓地に置いた後、その時点でバトルゾーンにある自分のゴッドとリンクできる、出したいゴッドを好きな数選びます。
《ヨミとイズモの計画》なら、自分のクリーチャーを墓地から1体出した後、出したクリーチャーとリンクできる、出したいゴッドを好きな数選びます。
引用元(2023.7.21)

Q.自分の《聖霊左機 コットン》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《プロジェクト・ゴッド》を唱えました。
墓地に置いた5枚の中に《悪魔右機 フリル》が3枚あったのですが、3枚すべてをバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、1枚しか出せません。
《プロジェクト・ゴッド》の効果で5枚墓地に置いた時点で、出したいゴッドをすべて選ぶ必要があります。
墓地に置いた時点では、《悪魔右機 フリル》は3枚とも《聖霊左機 コットン》にリンクできるゴッドなので、すべて出したいゴッドとして選ぶことができますが、1枚目がリンクして出た時点で残りがリンクできなくなるため、他2枚は出せません。
引用元(2023.7.21)

Q.自分の《聖霊左機 コットン》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《プロジェクト・ゴッド》を唱えました。
墓地に置いた5枚の中に《悪魔右機 フリル》が2枚、《機械神類 ヨミ》が1枚あったのですが、3枚すべてをバトルゾーンに出せますか?
A.はい、3枚すべて出せます。
最初か2番目に《機械神類 ヨミ》を出せば、「中央G・リンク」の能力でその後ゴッドを出す際にリンクを外せるので、結果的に3枚すべてをリンクして出せます。
引用元(2023.7.21)

Q.自分の《機械神類 ヨミ》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《プロジェクト・ゴッド》を唱えました。
墓地に置いた5枚の中に《聖霊左機 コットン》が3枚あったのですが、3枚すべてをバトルゾーンに出せますか?
A.はい、3枚すべて出せます。
バトルゾーンに「中央G・リンク」を持つ《機械神類 ヨミ》がいるので、ゴッドを出すたびにリンクを1枚ずつ外せる状態です。
そのため、1枚目の《聖霊左機 コットン》がリンクして出た後、2枚目以降を出す際に先に出ていた《聖霊左機 コットン》のリンクを外して、新たな《聖霊左機 コットン》をリンクして出せます。
引用元(2023.7.21)

Q.自分のリンクしている《聖霊左機 コットン》《機械神類 ヨミ》《悪魔右機 フリル》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《プロジェクト・ゴッド》を唱えました。
墓地に置いた5枚の中に《聖霊左機 コットン》《悪魔右機 フリル》《機械神類 ヨミ》が1枚ずつあったのですが、3枚すべてをバトルゾーンに出せますか?
A.はい、3枚すべて出せます。
バトルゾーンに「中央G・リンク」を持つ《機械神類 ヨミ》がいるので、ゴッドを出すたびにリンクを1枚ずつ外せる状態です。
そのため、3枚すべてを出すゴッドとして選べ、3枚ともリンクして出すことができます。
引用元(2023.7.21)

Q.自分のリンクしている《聖霊左機 コットン》《悪魔右機 フリル》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《プロジェクト・ゴッド》を唱えました。
墓地に置いた5枚の中に《聖霊左機 コットン》《悪魔右機 フリル》《機械神類 ヨミ》が1枚ずつあったのですが、3枚すべてをバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、出せるのは《機械神類 ヨミ》のみです。
《プロジェクト・ゴッド》の効果で5枚墓地に置いた時点で、出したいゴッドをすべて選ぶ必要があります。
墓地に置いた時点では、リンクしている《聖霊左機 コットン》《悪魔右機 フリル》に対してリンクできるのは「中央G・リンク」を持つ《機械神類 ヨミ》のみです。
引用元(2023.7.21)

Q.自分の《機械神類 ヨミ》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《プロジェクト・ゴッド》を唱えました。
墓地に置いた5枚の中に《聖霊左機 コットン》《悪魔右機 フリル》《機械神類 ヨミ》が1枚ずつあったのですが、3枚すべてをバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、出せるのは《聖霊左機 コットン》《悪魔右機 フリル》のみです。
《プロジェクト・ゴッド》の効果で5枚墓地に置いた時点で、出したいゴッドをすべて選ぶ必要があります。
この時点では、墓地に置いた《機械神類 ヨミ》はバトルゾーンの《機械神類 ヨミ》とはリンクできないため、出すゴッドとして選べず、出せません。
引用元(2023.7.21)

Q.自分の《極限龍神ヘヴィ》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《プロジェクト・ゴッド》を唱えて、山札の上から《無法神類 G・イズモ》《極限龍神メタル》を墓地に置きました。
先に《無法神類 G・イズモ》《極限龍神ヘヴィ》とリンクして出し、次に《極限龍神メタル》を出す際、《極限龍神ヘヴィ》《無法神類 G・イズモ》のリンクを外し、《無法神類 G・イズモ》《極限龍神メタル》をリンクできますか?
A.はい、できます。
《プロジェクト・ゴッド》の効果で出せるゴッドとして選べるのは、ゴッドを出しはじめる前の時点で、バトルゾーンにいる自分のゴッドにリンクして出せるゴッドだけです。
ですが、実際に出す処理を行う際は、今回の例のように、《プロジェクト・ゴッド》を唱えた時点ではバトルゾーンにいなかったゴッドともリンクして出すことができます。
引用元(2023.9.8)


[1] トライ・G・リンクは、2体リンクしたゴッドに(物理的に)割り込んでリンクさせることができるため