《「火球の祈り手(ファイアボール・チャネラー)(アンド)伝承の語り部(レジェンダリー・テイルテラー)」》

「火球の祈り手」&「伝承の語り部」 R 光文明 (4)
クリーチャー:メタリカ/レクスターズ 4000
G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
このクリーチャーが出た時、コスト4以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。

DMRP-17で登場したメタリカ/レクスターズ

G・ストライクを持ち、cipコスト4以下のクリーチャーを1体、手札からコスト踏み倒しできる。

この手の効果は「4マナ支払ってコスト4のクリーチャーを召喚して、タダでコスト4のクリーチャーが増えた」→「では4マナ支払ってはじめからそのコスト4のクリーチャーを召喚すればよいのでは?」という問題が着いて回りがちである。

その上での利用法として以下のものが挙げられる。

  1. 文明の支払いの色を節約できる。《「火球の祈り手」&「伝承の語り部」》を[光(4)]で召喚しながら、3色などの多色クリーチャーでも文明を支払わずに呼び出せる。
  2. 手札消費と引き換えに頭数を素早く増やせる。
  3. 即座に進化元にしてしまい、進化速攻に使う。例えば《ゴリオ・ブゴリ <バイラス・ゲイル.Star>》でパワー12000の盤面処理をするなど。
  4. S・トリガー付与や《パルフェル・トリセラティ》経由など、そもそも《「火球の祈り手」&「伝承の語り部」》にすらコストを支払わずに利用する。

種族を活かせる【メタリカサザン】【モモキングダムX】に入れれば展開の補助になるだろう。
前者なら《正義の煌き オーリリア》あたりが狙い目か。

環境において

DMRP-17期には主に白青構築の【鬼羅.Star】における展開補助札として活躍。

その他

  • 《毒毒魚》《予言者クルト》フレーバーテキストに登場していた十二神騎は「火玉の祈り手」だったが、このカードの名前をよく見ると「火の祈り手」となっている。似ているが違う名前な点に意味が有るのかただの誤植なのかは不明だが、間違えないようにしたい。
  • 余談だがフレーバーテキストにて、「伝承の語り部」は「王来空間」を知らない模様。授かった名前とはいえ、名前負けしていることになる。そういったジョークが利いたカードなのかもしれない。
  • フレーバーテキストの元ネタは漫画作品「魁!!男塾」にて敵や味方が謎の行動や謎の武器を出した際、雷電というキャラが反応して、他のキャラが「知っているのか雷電」と返し、雷電がそれを架空の出典を引用し解説するというものである。なお、この解説は現実的にはデタラメなものが多くネタにされている。
  • 《火玉の祈り手》の元ネタは、Magic:The Gathering黎明期に存在したデッキ「チャネルボール」か。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DMRP-17(通常版)
    あ、あれはまさか「王来空間」!? ― 「火球の祈り手」
    知っているのか火球!? ― 「伝承の語り部」
    ああ……「王来空間」とは! 未来の王に選ばれた者しか入ることができない空間なのだ! ― 「火球の祈り手」
  • DMRP-17コロコロレア
    どんなに悪が強くても絶対に負けない。それが警察官なんです。

収録セット

参考