ブラフ

相手を惑わし、プレイングのミスを誘う行為。
いわゆるハッタリのこと。

具体的な例を挙げると、

などが挙げられる。

プレイングによるブラフはルール上禁止されていないが、あまりやりすぎるとマナー違反となるので程々にした方がよい。

なお、デュエル・マスターズ競技イベント運営ルールでは非公開情報の取り扱いやゲーム中の意思疎通について以下の通りに規定している。

マッチ、ドラフト、ゲーム開始前の手順の間、プレイヤーは自分のカードをプレイ面よりも上に保ち、非公開情報を他のプレイヤーに見られないように努力する義務がある。

プレイヤー間の意思疎通は、ゲームのプレイを行なうための根本である。ブラフはゲームの一側面ではあるが、プレイヤーがゲーム内に必要な情報を話すときは可能な限り誠実に話すべきである。
これはまた、紳士的かつトーナメント・プレイヤーに求められることを明確に示す。

状況によらず、プレイヤーは礼儀正しく敬意をもって対戦相手に接することが求められている。そうしない場合、〔非紳士的行為〕の懲罰を受けることになりうる。

共有情報は、全てのプレイヤーが、対戦相手の妨害や省略なしにこの情報を得る権利がある情報である。共有情報を提示するように対戦相手に求めて得られなかった場合、ジャッジを呼んで状況を説明するべきである。
プレイヤーは共有情報に関して、完全に、誠実に答え、不正確、不適当あるいはウソを伝えてはならない。

「ブラフはゲームの一側面ではある」とブラフ自体の必要性は認めつつも「プレイヤーがゲーム内に必要な情報を話すときは可能な限り誠実に話すべきである」から話術によるブラフはグレーゾーンである[1]
一応、非公開情報に関しては、話すことや、話す際に嘘を混ぜて話すことは明示的には禁止されていない。
ただし、マナー上好ましくない行為であることには変わりなく、非紳士的行為の懲罰を受けることになりうるので推奨されない。

  • デュエル・マスターズに限らず、カードゲームの漫画やアニメでは非公開情報をあえて言うなどのブラフが多いが、よほど親しい間柄とのカジュアル対戦でもない限り現実ではやらない方がいいだろう。

参考

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[1] 話術によるブラフが「ゲーム内に必要な情報」かは怪しい。TCGによってはゲーム中の私語を禁止するものもあるがデュエマにはそうした規定は存在しないため、話術によるブラフを単なる私語ととらえれば「誠実に話すべきである」の条件から外れることになる。