《ガチャンコ ガジェロボ/ガチャンコ・チャージャー》
| ガチャンコ ガジェロボ VR 水文明 (8) |
| クリーチャー:グレートメカオー/侵略者 9000 |
| G・ストライク |
| W・ブレイカー |
| 相手のクリーチャーが出た時、自分のクリーチャーが3体以上あれば、そのターン、相手のクリーチャーは攻撃もブロックもできない。 |
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| ガチャンコ・チャージャー VR 水文明 (3) |
| 呪文 |
| 6以上の数字を1つ選ぶ。自分の山札の上から3枚を表向きにし、その中から、その選んだ数字と同じコストのカードを1枚手札に加える。残りを好きな順序で山札の下に置く。 |
| チャージャー |
DM26-EX1で登場した水のグレートメカオー/侵略者と水の呪文のツインパクト。
カードとして、またクリーチャー側にG・ストライクが付いている。
クリーチャー側は相手のクリーチャーが出た時、効果解決時に自分のクリーチャーが3体以上存在すれば敵軍全体に攻撃もブロックもできない継続的効果をかける誘発型能力持ちW・ブレイカー。
呪文側はコスト3チャージャー。先に6以上の数字を決めた後、山札の上3枚を公開しその中から当該数字のコストを持つ1枚を手札に加える。
上側は条件さえ満たせば《メヂカラ・コバルト・カイザー》や《ガンリキ・インディゴ・カイザー》として機能する。
とはいえ、相手の攻撃を縛る目的なら《コバルト・カイザー》や《天革の騎令嬢 ミラクルステラ》等このクリーチャーより優秀な競合はごまんと存在する。
また、相手がターン・プレイヤー時にクリーチャーを出し、そのcipでこちらのクリーチャーが2体以下に減らされていた場合効果が無効になる。
3体のみしかいないなら1体除去されるだけでも失敗し、よしんば大量にクリーチャーを並べていても《聖魔連結王 ドルファディロム》や《大崩壊炉 マーダン=ダイロウ》などの全体除去/リセットで盤面を吹き飛ばされると一気に効果が無効化される等安定性が低く、攻撃ロックとしてのこのクリーチャーの独自性・優位性は極めて薄い。
その為、基本は後述の呪文側を目的にデッキに採用しつつ、オマケで上手く行けば強力な上側がついていると考えるべきだろう。
優秀なチャージャーにうまく機能さえすれば《ミラクルステラ》達と同様のロックが出来ると考えると上出来か。
下側に関しては、水では初の下準備無しに唱えても手札が減らない3マナチャージャーであり、ただのキャントリップではなく山札の上3枚の中から回収できるため手札補充としても上質。また、シールドゾーンから手札に加わった際、クリーチャー側でG・ストライクを発揮できる。(=《∞龍 ゲンムエンペラー》や「呪文によって相手に選ばれない」回避)
ただし、手札補充に指名できるコストが「6以上」な点がネック。
コスト指定を外すと実質0ドローとなってしまう。安定してコスト指定を当てるためにはデッキの多くの部分をそのコストに揃える必要があるが、コスト6以上で揃えるためにはマナカーブがかなり歪なものとなるため採用できるデッキは限られてくる。
その実質0ドローで終わる機会はなるべく避けたい。《♪水面から 天掴まんと するチャージャー》で手札が減る手札交換をした行為の劣化気味になってしまう。
《豊潤フォージュン》や《オールイン・チャージャー》等を筆頭とする「手札が減らない3→5用のマナブースト」の強力さは「ドローで5マナ帯のカードを探しながら5マナ帯の動きに繋げられる」という点にあるため、コスト3のチャージャーを使った次のターンに使いたい5マナのカードをサーチすることはできない為、《真気楼と誠偽感の決断》や《~世紀末の善悪~》等水を含む5コストのグッドスタッフにつなげることができない。
コスト5のカードは自引きする前提で、そのコスト5のカードがコスト6以上のカードにアクセスする運用に《ガチャンコ・チャージャー》を経由するのがベター。例えば《ドラゴンズ・サイン》と《庵野水晶》の2枚が必要なデッキで、カードを揃える要求値を下げる働きが狙える。
3→5の動きが作れるチャージャーという観点を捨て、2→3→6の為のカードとして使うという選択肢も考えられる。デッキを青で統一する必要のある【デュエランドエクストラウィン】等では一考に値するだろう。
例外的に、名目コストが6以上かつ、自己軽減またはツインパクトの参照していない側が実質コスト5の場合は3→5のマナカーブになる。
「9」をサーチ対象にして《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》、「6」をサーチ対象にして《龍素記号Si サインサイクリカ/ザーディアン・サイン》、「7」をサーチ対象にして《鬼修羅と跳次元の決断》や《邪闘 デンジャラシス》(D・D・D[水/闇/火(5)])などが該当する。
デザイナーズコンボとして設定された【8軸ガチロボ】では意外とジレンマに悩まされる。
何が何でも手札に欲しい《ガチャンコ ガチロボ》を探すなら6を宣言するわけだが、【8軸ガチロボ】では上側のコストが8/下側のコストが6かつ【8軸ガチロボ】に適正のあるカードがろくにない関係上デッキに含まれるコスト6のカードが《ガチャンコ ガチロボ》4枚のみの場合が多く、ピンポイントに狙った手札補充が安定しない為である。
一応サーチに失敗しても不要札が山札の下に行くためドローステップの今引きで《ガチロボ》を引ける可能性は上がるものの、リターンの収支はマイナスである。
ただ、ツインパクトを多用するデッキであるのは確かであり、《ガチロボ》のサーチを諦めて8を宣言するならコスト8/コスト5の構成である《カブトリアル・クーガ/ミステリー・ディザスター》、《トワイライトMk.1 Type ホーガン/「イチバンになってみせる!」》の安定サーチ、それらがなくても1枚も手札に加えられないのは《ガチロボ》が3枚捲れる超低確率のパターンのみであり、非常に優秀なカード。
基本はコスト8を宣言し、それら次に繋がるカードを既に持っていて《ガチロボ》はないという手札事情の時だけコスト6を宣言できるクレバーなプレイが《ガチロボ》使いとして正しいかは賛否が分かれるところだが、これまで【8軸】のマナブーストとして最強格だった《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》以上の活躍を見せてくれることを期待できる。
それ以外で「コストのばらけたツインパクトを多用する」「特定コストのカードへの依存度が高い」という視点で考えると【清永】の強化札としても優秀。
無改造のツインパクトの極み!光水自然清永デッキのリストでも《五輪の求道者 清永》は勿論《ナチュラル・トラップ》や《「未来から来る、だからミラクル」》、《「信じていたのに裏切られるなんて!」》いずれかがあれば疑似1ドローできるため、【8軸ガチロボ】で6を宣言しながら唱えるよりはよほど建設的。
上側も盤面にクリーチャーを並べつつ自身もジャストダイバーで生存しやすく頭数として生き残りやすい《清長》と相性がいい。
また、《清長》の早出し手段である《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》はこのカードと相性の良いコスト6以上/コスト5のツインパクトである点でも噛み合っている。
【白青天門】はその《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》の他に《闘門の精霊ウェルキウス》や《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》もヒットする重量デッキであり、明確に《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》よりは劣るものの、その5枚目以降としての採用が見込める。
- 「山札の上から複数枚見て条件に合うものを手札に加える」チャージャーとしては《決闘者・チャージャー》や《ギャラクシー・チャージャー》、《カオス・チャージャー》が存在する。
【ガチロボ】というニッチなデッキタイプの意図されたテコ入れパーツなのにそれらに呪文側のスペックでは劣り気味で、デッキパワーの差を埋めづらいのは残念な所である。
ただし、《決闘者・チャージャー》・《カオス・チャージャー》はクリーチャー側はほぼほぼ使わず各種効果で参照するだけのデザインなのに対して、こちらは《ガチロボ》で踏み倒した場合の事も考えてある程度のスペックを与えられているため、その分の差と考えると致し方ないか。《ギャラクシー・チャージャー》についてはそもそもあれ自体が《決闘者》、《カオス》と比べても逸脱しているため、レアリティの差と割り切るしかない。
- 上に挙げたカードとは異なり、テーマデッキ以外の出張性能は有しているものの、カード単体の汎用性はコスト5以下を指定して直接手札補充できない関係で冷静に見て「水単色チャージャーとしては強い」部類でしかない。《大集合!アカネ&アサギ&コハク》などマナを伸ばし始めるのが2ターン目からなのが日常的な現在で、3ターン目からしか開始できない3マナチャージャーが登場したからといって数多のデッキがこれを採用するとは考えにくい。3ターン目からのブースト兼サーチをする余裕があるデッキでも、同パックが初出の《ディザスター・チューン》が獲得アドバンテージでライバルとなる。《ガチャンコ ガジェロボ/ガチャンコ・チャージャー》は、コスト6以上のカードを多数採用してあり構築を歪めることなくクリーチャー側をメタクリーチャーとして転用できる【8軸ガチロボ】と【清永】など、即戦力として重宝しそうなデッキ名は限られる。
関連カード
収録セット
参考
現実には《白米男しゃく》なども初動に使いたいため、緑抜き【ガチロボ】は成立しづらい。